派遣テストエンジニアが大幅に年収を上げた方法!
私は現在テストエンジニアとして働いています。
テストエンジニアとして働き始めてもう15年になります。
もともと、テストエンジニアになるつもりはありませんでしたが、なんの因果かこの職業をやり始めてもう15年になりました。
テストエンジニアになったきっかけは?
エンジニアになろうなんてこれっぽちも考えていなかった私がどのようにテストエンジニアになったかというと
アメリカ留学から帰国した私は、
手っ取り早く職を得るために派遣会社に登録しました。
このとき、就職なんてまったく考えていなかった私はバイト感覚で、さっと、仕事が得れて、バイトより時給が良かった派遣を選びました。
とりあえず、その派遣会社から紹介があった大手家電メーカーのお仕事ということで行くことにしました。
そのお仕事の内容は、最新家電の動作確認という内容で
電化製品が好きだった私は、大手有名企業のお仕事だったこともあり応募して職を得ることができました
そのまま、ずるずると現在に至るという感じです。
ま、はじめてみるとなかなか面白くて、いろいろと経験することもできました、海外出張したり、今ではその職のおかげでドイツに住んでいます。
日本の派遣テストエンジニアの給料は?
結局、私は最初に紹介された大手家電メーカーでテストエンジニアとして、10年働きました
はじめの時給は、たしか1400円くらいだったと思います。
いまから15年ほど前ですから、1400円の時給はバイトに比べると約2倍ほどで、実家暮らしであれば何不自由しない額でした。
そして、2014年にその職を辞めるころには時給1980円でした。(最後の数年間はまったくあがりませんでした)
時給1980円ということは、年収にすると約380万円
実家暮らしのシングルには十分ですが、結婚したりするとはっきり言って少ないです。かなり厳しい。
大手企業のテストセクションはほとんどが派遣社員で取りまとめを行うポジションだけが正社員というのがほとんどです。
そんな感じで、私は転職を決意します。
転職活動で年収600万へ!
取り合えず、転職サイトから直接応募したり、転職エージェントも利用しました。
関西に住んでいたので、関西圏で探していたのですが、よい案件がなく
関東圏にも広げました。
そうすると、結構いろいろな案件が入ってくるようになり、面接にも呼ばれるようになりだしたのは良かったのですが(そのとき私が利用した転職エージェントはこちら)
引越ししなければならないのが懸念事項でした
どうせ、引越しするならと、海外にも幅を広げました
海外へも幅を広げて、結構すぐにドイツの日系企業でのテストエンジニア職が決まりました。
このドイツの日系企業のオファーを正式に受けたあとすぐに、同時進行で進めていた神奈川勤務のドイツ企業からもオファーをいただきましたが、残念ながらそちらは断らなくてはなりませんでした。
この、オファーをいただいた両方のポジションの年収は約600万円
プラス引越し代も込みだったので、以前の約380万円から大幅アップです。
年収800万円以上に!
ドイツに勤務してから、2年ほどたった頃に、一時日本に帰ろうかと考えて時期がありその頃にドイツから転職活動をしました
そのときには、書類を出す企業ほとんどで書類選考に通るような状況で、ちょっと自分でも勘違いしまいそうになりました。
面接にもかなりの数呼ばれ、いくつかの企業からオファーをいただきました。
オファーの内容は、年収800万円プラス帰国のための渡航費や帰国してからの準備用にと150万円のボーナスが盛り込まれたりと
日本で派遣として働いていた頃から比べると破格の待遇をいただきました。
ま、結局は断って、ドイツに今もいるのですが、ドイツでも転職して、このオファーの年収よりも良くなりました。
年収を上げるには!
私が思うにテストエンジニアとして、年収を上げるには、下記3つが重要
- 英語力 - 海外経験 - テストマネージメント(メンバー管理経験)
もう、英語力は言うまでもありません。
海外経験ですが、最近の企業のほとんどは海外との協業が普通です。
ですから、外国人と働いた経験や、海外出張経験、海外駐在経験が転職の際に有力な経験となります。
私は、テスト管理者として、メンバーの管理経験もありましたから、その点も高く評価されたのではと考えています。
上でも述べたように、大抵の大企業のテスト部門はほとんどが派遣社員または請負社員で、管理する人間だけその企業の正社員ということがほとんどですので、大手企業のテスト部門に正社員として入ろうと思うと管理経験が問われることになります。
まとめ
テストエンジニアとして、年収を上げたければ
まず英語力
そして、海外経験
さらに、マネージメント経験を高めましょう!