酒は怖い、アルコール依存症は怖いと正直に思った。ルイ・セローが見た慢性アルコール中毒者たち
アマゾンPrimeで「ルイ・セローが見た慢性アルコール中毒者たち」を見た。
今まで、映画やドラマでアル中を題材にしたものは見たことがあったけれど、やっぱりどこか違う世界の出来事のように見ていたけれど、ここで登場する人たちは本当に普通のそこらへんにいる人達。酒って本当に怖いなと思った。
恋人に暴言を吐かれても、ガンマgt値が3000(基準値は100以下)を超えてもまだ酒をやめるとは言わない女性。このような状態になってもなぜ彼女は酒を飲み続けるのか?
パンパンに張ったお腹に復水を詰め込んだ元アル中の男性、このまま飲み続けると3ヶ月で死ぬ確率は76%と言われショックを受ける。
酒に悩まされる若い男性、飲んでいない時はとっても感じの良い頭の良さそうな男性。数日後、酒の飲み過ぎで保護され、病院で、「酒は飲みたくない」と言いながら、突如「ウォッカを買いに行く」と言い始める。完全に酒にコントロールされている。
飲める酒の量が多くなっているのは、酒に強くなっているのではなく、体が麻痺してきているだけ、そのまま飲み続けるとアルコール依存症にまっしぐらなのだとわかりました。
本当に怖いなと思った。
この人たちのようになる前に、自分で酒をやめる決断をできる人たちは幸運だと思う。
アル中になってしまったら、自分ではその決断をできるようにはならないでしょう。